表皮について

こんにちは!いちこです。

 

8月に入り、さらに暑さが加速したように感じます。

東京オリンピックで日本は優秀な成績を出しており、白熱した夏になりますね!

 

さて、本日は皮膚の構造としてまずは表皮のことをお伝えしていきたいと思います。

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○厚さ0.2mmの4層構造

皮膚は大きく分けて表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっており、その中でも体の外側に位置しているのが表皮です。

厚さは約0.2mmと極薄ですが、さらに4層に分かれています。

それが

①角層(かくそう)=外敵から異物の侵入を防ぐ、内側の水分の蒸散を防ぐ

②顆粒層(かりゅうそう)=角層に必要な保湿成分をつくっている

③有棘層(ゆうきょくそう)=真皮から酸素や栄養を受け取る

④基底層(きていそう)=細胞の生成

 

 〇皮膚内のうるおいをキープ、外敵からのバリア機能

角層の内容とかぶりますが、表皮とは名前のとおり皮の表にあり、皮膚の一番外側にありますので、中にウイルスや細菌などから守ってくれるバリア機能が必要です。

さらに、体内の60%程度は水分でできているといわれており、この水分を蒸散させないために蓋の役割をしています。

 

この「うるおい保持機能」「バリア機能」に関係しているのが「キメ」です。

「キメ」については詳しくまたお伝えしますが、キメは整っているほど「バリア機能」も「うるおい保持機能」も高まります。

逆にキメが乱れていると水分が抜けやすく、バリア機能が弱いので外敵からの刺激に弱くなります。

 

この「キメ」を整えるのに化粧品は必須です!

 

メラニン(黒色素)をつくるメラノサイトが存在する

メラニンとは黒色の色素で、人の肌の色や髪・目の色に関係します。

例えば、赤道に近い国に住んでいる人は紫外線を浴びる量が多いため、肌が黒い人が多いです。逆に、赤道から遠い国に住んでいる人は紫外線を浴びる量が少ないので、肌が白い人が多いです。

 

メラニンは本来、人の肌を守るために生成されます。

肌の色が白い人とこんがり焼けた肌の人が一緒に海に行ったとき、白い人は肌の表面が赤くなりますが、こんがり焼けた人はなりませんよね。

赤くなった肌はやけどしている状態ですので、体は危険信号を出し、メラニンを生成します。

まりメラニンは人の肌を守るための一種の防衛反応でした。

 

ですが、メラニンは紫外線だけでなく、ストレスや食品添加物などで発生する活性酸素によっても生成されますので、現代の人はメラニンの生成が甚だしいです。

メラニンが一部分にたまって表面に出てきてしまっているのがシミですので

これはしっかり対処しないと老けてみえたり、悪いときは悪性の腫瘍になるときもあるので注意しましょう。

 

以上、いちこでした!